2019年05月28日
ゲーム依存症は精神疾患! STEAM×e-Sportsのすすめ

ついにWHOも認めました。朝日新聞デジタル版 5月27日の記事によると
「ゲーム依存症は病気、WHOが認定 要治療の精神疾患に

スマートフォンなどのゲームにのめり込んで日常生活に支障をきたすゲーム依存症が、

WHOはゲーム障害を「精神、行動、神経発達の障害」ととらえている(ICD第11版より)

国際的に「ゲーム障害」という疾患として認められた。25日、世界保健機関(WHO)総会の委員会で決まった。疾患と認められることで、予防対策や治療法の開発などが進むとみられる。

WHOの国際疾病分類の約30年ぶりの改訂版「ICD―11」で、ギャンブル依存症などと同じ精神疾患に分類され、治療が必要な疾患として位置づけられた。ICDは、日本など多くの国が死因や患者の統計、医療保険の支払いなどに使う病気やけがの分類。改訂版は2022年に発効する。

改訂版では、ゲームをする時間や頻度などを自分で制御できない▽日常の関心事や日々の活動よりゲームを優先▽日常生活に支障をきたしてもゲームを続ける――、こうした状態が12カ月(重症ならより短期間)続くとゲーム障害と診断するとした。」

Gaming disorder(ゲーム障害)という依存症に分類されました。これまで多くの方がうすうす危惧していたことが、国際的機関によってはじめて認定されたことになります。これによりeスポーツなどの団体はコメントを出していますが、私たちは依存症の可能性があるものを大人が奨励することは、断じてあってはいけないと考えています。ゲーム障害と同列にある依存症には「ギャンブル依存症」があります。子どもに積極的にパチンコや競馬をさせる保護者や教育者がいたら、どう思うでしょうか。

「体を動かす」ことは、精神衛生上とても良いことです。したがって小会は一貫してプログラミングだけ行う「画面をじっと見つめる」行為を排し、実機を用いて子ども自身も動く講座を重視してまいりました。ものつくりは画面上だけではできません。どんなに優れたシミュレーションを行っても、一つのファクターの数値の違いで結果は大きく変わります。論理思考を実際の「リアルなものつくり」に転化するには、実証実験が絶対に必要なのです。

昨年小会が立ち上げた「STEAM×eSports」は、各科目と連携しながら科学的思考と実践を競う競技団体です。その一つがSpace Robot Contest (以下SRC)です。数値の測定、分析、発表という科学的プロセスを修得するために、各科目にフックがかかったリアルな課題をどんどん出していくものです。最終ゴールは「宇宙で観測機を動かして、研究する」です。いわば夏休みの自由研究を、宇宙でやろうというプロジェクトです。そのために、子どもたちは測定器を作っては外を走り回って計測し、外で動くロボットやドローンにプログラムを入れては屋外で検証実験に取り組んでいます。

私たちは、健全なICT教育・STEAM教育・プログラム教育が、すべての世代の人にどこに住んでいても、高い水準まで継続して学習できる社会つくりに貢献したいと考えています。
ぜひ大人のみなさんも、本気でどんどんご参加ください!日本大会は11月2-4日 滋賀県で行います。

スペースロボットコンテスト